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窓をリフォームして防寒するには

暖房を付けているのに部屋が寒い。そんなときは窓を見直してみるのがいいでしょう。窓は熱が一番出入りする場所で、冬場は50パーセントの熱が逃げ出していると言われています。すなわちその断熱性を上げることで、部屋全体の防寒に繋がり、快適に過ごせるようになるのです。

断熱性を上げたいときにまず選択肢になるのが、今ある窓はそのままに、室内側にもう一枚取り付けるという方法です。複層ガラスと混同されがちですが、ガラスだけが二重になる複層ガラスとは異なり、サッシ自体が二重になるという特徴があります。もう一枚取り付けることで、ガラスとガラスの間に空気の層が生まれ、この層が断熱材のような役割を果たします。防寒だけではなく、防音や結露対策にもなり人気のリフォームです。

樹脂サッシの窓に取り替えてしまうというのも一つの方法です。樹脂サッシとは、ガラスを支えるフレームが樹脂で出来ているタイプで、従来のものより断熱・気密性が高く北欧や北米などの寒冷地を中心に普及しています。樹脂そのものが熱を伝えにくい素材であることが高い断熱性の理由で、複層ガラスや三層複層と組み合わせることで更に防寒性能を上げた製品が多く出ています。ガラスを替える、という方法もあります。

サッシ枠は今あるものを使いながら、稼働部分だけを取り替えるという方法です。例えば複層ガラスは、2枚のガラスで中空層を作ることで、ガラス1枚よりも高い断熱性を発揮してくれます。

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